クリスチャンルブタンの靴はいくらで売れるのか

「Christian Louboutin(クリスチャン・ルブタン)」は10年以上前はかなりマイナーな高級ブランドでした。

しかし今では若者を中心に知らない人のほうが少ないほど、人気高級ブランドの一つとなっています。

人気が出るにあたり中古市場でも注目ブランドの一つとなり、定番の「スタッズシューズ」や「スタッズウォレット」など高額買取できる品も多いです。

それらを踏まえ、今回はルブタンの品物でどんなものがいくらで売れるのか?など徹底的に解説していきたいと思います。

ルブタンの買取市場での傾向とは?

ルブタンに関しては比較的最近になってから有名になったブランドです。

実はブランド設立も1992年と日が浅く、2007年以前はほとんど注目を浴びることがありませんでした。

しかし2008年以降「マドンナ」や「ヴィクトリア・ベッカム」といったファッションアイコンにもなる著名人が愛用していたことが知られ、飛躍的に人気も上昇していきました。

中古市場ではほとんど扱われていなかったブランドですが、それ以降は中古品の人気も急上昇し、今では買取率の高いブランドの一つに挙げられます。

メインは女性用の靴!バッグや財布も人気

ルブタンは女性用の靴ブランドとして立ち上げられたこともあり、メインの商品は「靴」です。

20代から40代くらいまでの女性に圧倒的に支持されています。

ルブタンのブランドアイコンは以下の3つです。

  • 高いピンヒール
  • 真っ赤なソール
  • スパイクスタッズ

全てに使用されているとは限らないものの、この3つを抑えた品物に関しては間違いなく高値で売れるといっても過言ではありません。

スパイクスタッズは男性のシューズや財布やバッグなどにもあしらわれていて、これらもルブタンの定番商品として中古市場でも人気が高いです。

買取率の目安は?

ルブタンでもっとも高く売れる品物は女性用の靴です。

靴は基本的に買取で高く売りづらいジャンルだといわれていますが、ルブタンだけは別。

スパイクスタッズ付のパンプスなどの定番かつ一目でルブタンとわかるような品に関しては、中古であっても買取率30%ほど出るものもあり、これはルイヴィトンのバッグなどと同水準のかなり高い利率です。

バッグや財布に関しては、バッグの場合状態の良い品で「20%前後」、財布は状態の良い品で「30%前後」といずれもかなり高い買取率を誇ります。

スパイクスタッズが付いていない品物は安い

ルブタンに関しては「スパイクスタッズ」が付いているか付いていないかでかなり中古での評価が異なります。

言ってしまうと高額買取の対象となっているのはスタッズがついた品物のみです。

同じハイヒールでもスタッズが付いている品は「買取率30%」くらい出るのに対して、ついていない品は「買取率10%-15%」とかなり差が出ます。

バッグや財布も同様で、ルブタンに関しては人気が高いスタッズの品物でないと高く売ることは難しいです。

特殊なスタッズモデル「PIK PIK(ピクピク)」について

定番のスタッズはスパイクスタッズと呼ばれていますが、もう一つルブタンのスタッズには「PIK PIK」と呼ばれるものがあります。

見分けるのは簡単で、こちらはかなり鋭利なスタッズとなっています。

PIK PIKに関しては一部の限定商品を除き、スパイクスタッズほど高く売ることはできません。

品物のジャンルごとの高額買取の情報

ルブタンで流通している品物は「靴」「財布」「バッグ」がほとんどです。

これらのジャンル別に高額買取の対象となる品や、査定金額の目安などを解説していきます。

女性用のシューズ

ルブタンの目玉ともいえる女性用のシューズは幅広いモデルが人気ですが、高額買取ができる品となると「スパイクスタッズ」がついた品となってしまいます。

具体的な金額例は以下です。

  • スタッズのついていないハイヒール(定価8万円前後)
  • ⇒買取相場は「1万円前後」買取率10%-15%。

  • スタッズのついたハイヒール(定価12万円前後)
  • ⇒買取相場は「2.5万円-4万円前後」買取率20%-30%。

スパイクスタッズ入りの品物は、なしの品物に比べ定価も1.5倍程度するものが多いですが、買取率はおよそ倍くらい違います。

パンプス以外にもスニーカーやブーツといったラインナップもありますが、傾向としては全く同じで買取率はスパイクスタッズがついているかどうかで大きく分かれます。

社外ソールを貼っていても買取に影響しない

ルブタンの靴は社外ソールなどを貼って着用している方も非常に多いです。

基本的にブランド品の靴でソールを貼っていたりすると、カスタム品とみなされ大幅に査定で減額されることが普通ですが、ルブタンだけは金額に影響しません。

ソールを貼って使用する人がそれだけ多いことや、貼っていても中古で問題なく売れるほど人気が高いからです。

男性用のシューズ

クリスチャンルブタンのスタッズがついた靴

ルブタンは女性だけでなく男性用のシューズも人気です。

全体的な傾向は女性用の項目に書いてあることと同じで、スタッズがある品物は高いというのが基本です。

男性向けの品物はローファー(スリッポン)のほかにもスニーカーもかなり人気が高いです。

定番の「ルイスシリーズ」のスパイクスタッズハイカットモデルなどは、買取率30%程度の高額買取も可能です。

・Louis Spike Flat(ハイカットスニーカー)定価18万円
状態の良い品⇒買取相場「6万円-7万円 」

ビジネススーツなどにも合わせられるシンプルな革靴のシリーズもありますが、これらは状態の良い品でも買取率15%程度となってしまいます。

財布やバッグ

財布やバッグに関しては3.4年前がピークで買取相場も少しづつ落ちてきています。

ピーク時は新品買取であれば65%程度で売れた品も多かったですが、今では40%程度となっています。

中古品となると買取率20%-30%程度が相場です。

スタッズが付いていると高く売れるのは靴と同じで、それだけで買取率も10%程度近く変わってきます。

具体的な金額の目安は以下

・パネトーネ ジップ コンチネンタル ウォレット(スパイクスタッズ)
定番の長財布で定価10万円程度
状態の良い品⇒買取相場「3万円」

バッグに関しては全体的に30万円-40万円の品物がほとんどですが、状態の良い品で「7万円-10万円」くらいが買取相場となっています。

ルブタンは靴以外の品物が徐々に相場が落ちていっているので、売るのであれば高く売れる今のうちがおすすめです。

売るときに注意すべき点や買取のコツ

ルブタンの品物を売るときに気になるポイントや疑問、買取にコツなどを解説しています。

おすすめの買取業者についてもコメントしています。

スタッズが取れている品物は売れるのか?

スパイクスタッズが付いた品物に関しては、使っているうちにスタッズが取れてしまうことも多いです。

1つ2つ取れている分には少し減額になってしまいますが、買取は可能です。しかし複数個取れてしまっている品物に関しては値段が付かない場合もあります。

スパイクスタッズが取れているものはルブタンにて修理可能

スタッズが取れてしまったという場合にはルブタンで修理してもらうことができますが、購入時の証明書またはレシートが必要になります。

基本的には正規ブティックで購入した品は修理を受け付けてくれませんので、中古で購入した品物や「BUYMA(バイマ)」などで購入した品物だと修理できない場合も多いです。

購入者記録をブランド側でも管理しているため、レシートをすり替えたりしても見破られます。

靴自体は壊れてしまうと買取はほぼ不可

破損してしまうと買取不可

写真のように靴自体が壊れてしまうと買取がNGとなってしまいます。

上記したようにルブタンでは正規の修理サービスは購入者のみでしか受け付けていません。

中古品の場合には実質正規での修理ができないといっても過言ではありませんので、もし売るのであれば自分で一度修理を受けてからでないと買取してもらうことはできません。

スタッズのようにあくまで見た目上の問題であればまだしも、履くこと自体に支障が出るような品は買取不可だと思ってください。

付属品の有無に関して査定に影響は?

ルブタンの場合は付属品に関してそこまで査定に影響出るものはありません。

靴などの場合は意外にも「化粧箱」があってもなくても査定は変わらないという業者がほとんどです。

バッグや財布に関しても箱の有無や、ギャランティ関連でも買取査定においては影響は出ません。

しかし修理の体制から見るとショッピングカードは重要ですし、今後はそれらの有無が査定時にも評価されるかもしれません。

ですが現状ルブタンは品物だけで付属品無しでも買取は問題ありません。

ルブタンの買取におすすめの買取店

ルブタンの買取に強く高額査定が期待できるお店をピックアップしてみました。

買取店選びに迷った際には参考にしてみてください。

バイセル



バイセルは全国どこでも出張してくれる、出張買取専門のブランド買取店です。

インターネットからの申込みで全国どこでも自宅まで出張してくれて、専門の査定員が目の前でブランド品を一点一点査定してくれます。

上場企業で査定員の数も多く、ブランドごとの専門査定員などがいるため、事前に査定希望の品物を伝えればより詳しい査定員を派遣してくれます。

出張費用なども一切無料で利用できるため、気軽に金額を聞きたいといった利用も可能となっており、とても使いやすい買取店だと思います。

バイセルの公式サイトへ

>>バイセルのブランド品買取の体験談はこちら

コメ兵



コメ兵は中古ブランド業界の最大手企業として、信頼と実績においては業界ナンバーワンの買取店です。

査定金額は社内のデータベースですべて共有されていて、どこの店舗や宅配買取などでも同額の査定、最新の相場を元に適切な買取価格を提示してくれることも魅力です。

全国に店舗も多く販売力が高いため、どこよりも高い買取価格を提示してくれる可能性が高いです。その反面状態が悪い店頭で売りづらいような品物の金額には渋い傾向もあります。

手数料一切無料で宅配買取を利用できるため、中古市場で価値の高い品物を、手間なくより高く売りたいという方におすすめです。

コメ兵の公式サイトへ

>>コメ兵の宅配買取の体験談はこちら

ブランディア



ブランディアはテレビCMなどメディア露出も豊富なブランド品を取り扱う宅配買取専門店です。

ブランド品専門といっても取り扱いしているブランドは一般的なブランド買取店よりも幅広く、高価なルイヴィトンなどから、ファッションブランド系のアパレルまで査定してくれます。

取り扱いブランドの幅が広く、状態の悪いブランド品でも適切な金額提示をしてくれるため、まとめて査定したいものが多い場合にも便利です。(商品ごとの個別キャンセルなども可)

手数料などがすべて無料で対応も早く、宅配買取を利用したことない人にも使いやすいサービスのためおすすめです。

ブランディアの公式サイトへ

>>ブランディアの宅配買取の体験談はこちら

ルブタンの品物は偽物もとても多い

ルブタンはかなり偽物の流通量も多いブランドの一つです。

写真での判定はかなり難しいですが、ロゴの「筆記体部分の字体」と「スタッズの接着部分の雑さ」が挙げられます。

もし中古で購入した品物や疑わしき品は今一度確認してみても良いかと思います。

類似ブランドである「DIAVEL(ディアベル)」なども若者の間には流行しているほど、近年ルブタンの模造品やコピー品はかなり増えてきています。

まとめ

クリスチャンルブタンの買取に関しては非常にシンプルで「スタッズのある製品に関してはかなり高く売れる」ということが総じて言えます。

どんな品物のジャンルでもスパイクスタッズの品物は中古でも人気が高く買取率も30%近いにも関わらず、それ以外の品物だと10%-20%程度と、普通のブランド品を同じくらいの水準になっています。

ルブタンに関しては今も人気がありますが、最盛期である3-4年前と比較すると相場も若干落ち着いてきています。

メインの商品である「女性用のシューズ」などは流行に左右されずにこの先も高い人気も誇るでしょうが、バッグや財布や小物類に関してはスパイクスタッズが飽きられるのではないか?と個人的には危惧しています。

もちろんこの先の相場を断定することはできませんが、現時点でも財布やバッグに関しては少し落ちてきているので、それらの品物は早めに売ったほうが賢明かなと思います。

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都内を中心に店舗展開している買取業者「RINKAN(リンカン)」ですが、店舗買取以外にも「宅配買取」や「出張買取」などのサービスも充実しています。リンカンはほかの買取業者と少し違い「若者向けの買取業者」として展開しています。そのためリンカンが買取を得意とするブランドは以下のような若者に流行りのブランドです。 Supreme(シュプリーム) CHROME HEARTS(クロムハーツ) Goro's(ゴローズ)この手のブランドはいわゆるブランド買取業者は得意としていませんが、リンカンではどこよりも高く買取することができま...