フランス発祥の高級ブランド「GOYARD(ゴヤール)」は現在、国内でもとても人気が集まり、買取相場が急上昇したブランド一つです。
買取市場においても「今非常に高く売れるブランド品」とも言われ、平均買取率35%前後といった非常に高い利率で換金することができます。
ここではゴヤールの人気商品「サンルイ」「アンバサード」などの買取額がいくらくらいか?またゴヤールの品物を売るときの注意点などを徹底解説しています。
ゴヤールのバッグや財布の売却を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
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このページの目次
ゴヤールを売るのはどこが良いか?
今はゴヤールを買取強化しているお店も多く、「今、旬なブランド」といっても過言ではありません。
実際に多くのお店で高額買取してもらえるブランドになりますが、価格が高いこともあり買取業者による差も1万円前後出る場合があります。
ゴヤールの買取でおすすめ買取店
実際にゴヤールの品物を少しでも高く売るためにおすすめの買取店をピックアップしています。
お店ごとの特徴なども解説しているため、この中から品物や状態などの用途に応じて使い分けていただくのが良いかと思います。
コメ兵
コメ兵は中古ブランド業界の最大手企業として、信頼と実績においては業界ナンバーワンの買取店です。
査定金額は社内のデータベースですべて共有されていて、どこの店舗や宅配買取などでも同額の査定、最新の相場を元に適切な買取価格を提示してくれることも魅力です。
全国に店舗も多く販売力が高いため、どこよりも高い買取価格を提示してくれる可能性が高いです。その反面状態が悪い店頭で売りづらいような品物の金額には渋い傾向もあります。
手数料一切無料で宅配買取を利用できるため、中古市場で価値の高い品物を、手間なくより高く売りたいという方におすすめです。
バイセル
バイセルは全国どこでも出張してくれる、出張買取専門のブランド買取店です。
インターネットからの申込みで全国どこでも自宅まで出張してくれて、専門の査定員が目の前でブランド品を一点一点査定してくれます。
上場企業で査定員の数も多く、ブランドごとの専門査定員などがいるため、事前に査定希望の品物を伝えればより詳しい査定員を派遣してくれます。
出張費用なども一切無料で利用できるため、気軽に金額を聞きたいといった利用も可能となっており、とても使いやすい買取店だと思います。
ブランディア
ブランディアはテレビCMなどメディア露出も豊富なブランド品を取り扱う宅配買取専門店です。
ブランド品専門といっても取り扱いしているブランドは一般的なブランド買取店よりも幅広く、高価なルイヴィトンなどから、ファッションブランド系のアパレルまで査定してくれます。
取り扱いブランドの幅が広く、状態の悪いブランド品でも適切な金額提示をしてくれるため、まとめて査定したいものが多い場合にも便利です。(商品ごとの個別キャンセルなども可)
手数料などがすべて無料で対応も早く、宅配買取を利用したことない人にも使いやすいサービスのためおすすめです。
リサイクルショップはおすすめできない理由
ゴヤールの品物はブランド品の中でも、ややニッチなブランドといった立ち位置です。
実際に中古市場での人気は高いですが、まだ誰もが知っているような人気ブランドといった立ち位置ではありません。
そのためブランド専門の買取店ではないリサイクルショップなどでは、いまいち人気の高さが認められず高値が付きづらい傾向にあります。
より高く売りたい場合には、必ず上記のようなブランド専門の買取店を利用することがおすすめです。
ゴヤール買取の基本情報
ゴヤールは1853年にフランスのパリ発祥の、非常に歴史の深い高級ブランドです。
全て手作業で製造されるバッグや財布といった革製品が、世界的に人気が高く、ここ数年で国内での人気も飛躍的に高まりました。
その結果中古市場での人気も爆発的に上がり、現在では「高級ブランドの中でも特に換金率の高いブランド」の一つに数えられます。
平均買取率30%以上の高額買取
ゴヤールの品物の中古品の「平均買取率はおよそ35%前後」です。
この数字は、特に高く売れるといわれるルイヴィトン、シャネル、エルメスの御三家に次ぐ高い水準です。
品物のジャンルで分けると以下のような数字を基準としてください。
- バッグ:30%-40%
- 財布・小物:20%-30%
ゴヤールは品物のラインナップ自体は決して多くありませんので、基本的にはどんな品物でもかなり高く売れるというのも特徴です。
上記の数字は中古品を基準とした利率ですが、定番品の「新品状態であれば定価の70%以上」出る場合もあります。
色や素材についてのポイント
ゴヤールはバッグや財布などのモデルのラインナップは少なく、柄も基本的には全てブランドアイコンでもある「ヘリンボーン柄」、素材には雨に強いPVCレザーを使用しています。
しかしカラーバリエーションは非常に豊富で、ベーシックな黒以外にも鮮やかなカラーの品も多数展開しています。
そしてゴヤールの品はオリジナルでペイントを入れたり、ラインを入れたり、ロゴを入れたりすることができることも特徴の一つです。
ベーシックな黒のヘリンボーン柄がもっとも高値
ゴヤールの品物で「もっとも買取率が高い色は、ベーシックな黒のヘリンボーン柄」の品になります。
色によって定価も変わるのが特徴で、基本的にバッグにせよ財布にせよ、もっとも安いのがベーシックな黒(黒×ナチュラルも含む)です。それ以外のカラーは全て、黒よりも2割-3割程度定価が高いです。
カラーの製品に関しても、買取が安いというわけではありませんが、定価が数万円高い割には、買取額は1万円しか変わらないといったように、買取率で比較すると少し落ちる傾向があります。(※具体的な金額の差は下記の品物ごとの買取相場を参照)
オリジナルのカスタムペイントについて
ゴヤールは正規店で「イニシャル」「ライン」「ブランドロゴ」などをオリジナルでカスタマイズできるサービスをしています。
カスタマイズに関しても、かなり多くのバリエーションがあり、自分だけの品物を作れることもゴヤールの人気のポイントの一つにも挙げられます。
しかし買取においては、あくまで「カスタムされていないオリジナルのままのほうが高い」という傾向があります。
イニシャルに関しては入っているとそれだけで「1万円-2万円程度の減額」になってしまいますし、ラインなども多少の減額対象になってしまいます。
ただしロゴだけなどであれば、業者によっては減額無しという評価になる場合もありますが、いずれにせよカスタム製品は相場より少し安くなってしまうことは覚悟しましょう。
ゴヤールの主要な品物の買取相場について
実際にゴヤールの主要製品の買取相場について解説していきます。
カラーによる違いなども記載していますので、参考にしてみてください。
定番トートのサンルイが高額買取ナンバーワン
ゴヤールの品物の中でももっとも高値が付きやすいのが、トートバッグタイプの「サンルイ」です。
中古品でも買取率50%前後というブランド品の中でも特別高い買取額が特徴です。
サイズは「サンルイPM」「サンルイGM」と二種類展開しています。
サンルイPMの買取相場
(画像引用元:楽天市場)
サンルイPM(写真のカラーは白)
- 黒系のカラー
- それ以外のカラー
定価 132,000円
買取相場 6万円-8万円
買取率50%前後
定価 172,000円
買取相場 7万円-9万円
買取率40%前後
もっともゴヤールで人気の高いサンルイPMは、ブランド全体で見てもいまもっとも高く売れるバッグの一つに数えられるほど、買取額が高い一品です。
サンルイGMよりも少し小型なこちらのほうが、より使い勝手も優れ人気が高いため高額査定となります。
サンルイGMの買取相場
(画像引用元:楽天市場)
サンルイGM(写真のカラーは黒)
- 黒系のカラー
- それ以外のカラー
定価 150,000円
買取相場 7万円-9万円
買取率50%前後
定価 190,000円
買取相場 8万円-10万円
買取率40%前後
PMサイズよりも少しだけ買取率は低いものの、サンルイGMに関してもトップクラスの高水準での買取が可能です。
こちらも多少ですが、黒系の品のほうが利率としては優れています。
アンバサード・ボーイングなどのその他バッグも高水準
サンルイ以外のバッグに関しても、ゴヤールの品物はかなり高い水準での買取が可能となっています。
買取率50%には届かないものの、それでも平均して30%程度のかなり高い金額で売ることができます。
アンバサードMMの買取相場
(画像引用元:楽天市場)
アンバサードMM(写真のカラーはブルー)
- 黒系のカラー
- それ以外のカラー
定価
買取相場 10万円-15万円
買取率35%前後
定価 478,000円
買取相場 10万円-15万円
買取率30%弱
アンバサードはメンズ向けのバッグとしてもっとも人気が高い品です。
ただし色による買取相場の差がほとんどないため、定価の安い黒系のカラーのがより買取率には優れています。
ラウンドファスナーや二つ折りなど財布の買取について
ゴヤールはバッグだけでなく財布も人気が高く、利用者は現在進行形で増えているように感じます。
財布に関しても「買取率30%前後」いく品が多く、ほかのブランド財布と比較してもかなり高く売れるといえる水準です。
状態が極端に悪い品でない限りは「2万円-4万円程度がゴヤール財布の現実的な買取額」になります。
ラウンドファスナーの買取相場
(画像引用元:楽天市場)
ラウンドファスナー長財布(APMZIP)
- 黒系のカラー
- その他のカラー
定価 122,000円
買取相場 25,000円-35,000円
買取率25%前後
定価158,000円
買取相場 30,000円-40,000円
買取率25%前後
ゴヤールの財布の中でも、もっとも人気が高いのがラウンドファスナータイプの長財布です。
男性から女性まで幅広く使われていることから、中古品でもかなり高く売れる傾向がありますが、イニシャル入りなどは1万円前後減額されるケースも多いため注意が必要です。
二つ折りタイプの買取相場
(画像引用元:楽天市場)
二つ折り財布(APM110)
定価 9万円前後
買取相場 2万円-3万円
買取率30%前後
長財布タイプ以外の二つ折りタイプも男性に人気が高く、買取でも高評価な品物の一つです。
定価が安い割には買取相場も高いため、買取率で比較するともっとも高く売れる財布の一つに挙げられます。
ゴヤールの査定ポイントなど
ゴヤールの査定時に見られるポイントなどを解説していきます。
ゴヤールは品物のラインナップが少ない分、どの商品にも共通して言える査定ポイントがたくさんあるため、査定に出す際にはチェックしておくと良いと思います。
ゴヤールの査定時に重要な付属品について
まずはゴヤールの品物の査定において重視される付属品は以下の二つです。
- カデナ・付属ポーチなど商品本体の付属品
- 買ったときについてくる購入証明書
これ以外の品物については、特別査定に影響する付属品はありません。
ポーチやカデナが付いているバッグはないと数万円減額
バッグでも本体の付属品がない品もありますが、一番人気の「サンルイには付属ポーチ」が、「アンバサードにはカデナ(南京錠)」が本体に付属しています。
とくにサンルイのポーチなどは使用にあたり外してしまっている人も多い品ですが、査定時にはないと1万円以上減額されるケースあります。
普段は使用していなかったという場合にも必ず合わせて査定に出すようにしましょう。
カデナについても同様にないと1万円程度減額されてしまうので、これらの本体の一部ともいえる付属品の有無は査定時に非常に重要です。
購入証明書がないと買取不可な業者もいる
ゴヤールは正規店で購入すると「購入証明書のカード」がもらえます。
他ブランドのようにギャランティ類は発行していないため、この「購入証明書がゴヤールの本物の証」といえる品です。
買取業者によって対応は様々なため一概には言えませんが、購入証明書がない品は買取不可としているお店も少なからずあります。
あくまで減額対象ではありませんが、そもそも買取拒否とするところもあるため、査定時には合わせて出すべき付属品の一つです。
バッグ内側にペン跡がある品は減額対象
ゴヤールのバッグは外側にはPVCレザーを使用していますが、内側にはキャンバス地のような素材を使用している品が多いです。
特殊な素材ですが「ペン跡がつきやすく、目立ちやすい」という特徴があり、買取査定においてはペン跡の有無は必ずチェックされる項目です。
目安ですと「ペン跡が一本入っているだけでも5,000円程度減額」となり、あるかないかではかなり査定に影響を及ぼします。
一度ついてしまうと消すのは難しいため、具体的な対処法はありますが、たくさんペン跡が入ってしまっているような品は1万円以上の減額を覚悟しなくてはなりません。
ヘリボーン柄が薄れてしまっている財布は大幅な減額対象
ゴヤールの商品のヘリボーン柄は全て手作業で塗られています。
男性などが使用する財布の場合には、使い方によっては柄がかなり薄れてしまうケースも少なくありません。
柄が薄れてしまっている品に関しては、中古品としての価値は著しく落ちるといっても過言ではなく、買取相場もかなり落ちます。
状態が良い品であれば3万円程度の値が付く二つ折り財布でも、柄がかなり薄れてしまっている場合には1万円程度しかつかないケースもあります。
偽物が多いため中古品は注意
ゴヤールは今人気がかなり高いこともあって、偽物の流通数もとても多いです。
ネット通販やフリマアプリなどで購入した品などに関しては、偽物の可能性も高いため注意が必要です。
ゴヤールの偽物に関しては買取業者で買取してもらうことは不可能です。
ゴヤールの偽物の判別ポイント
ゴヤールの偽物は流通量は多いですが、全体的にかなり精巧にできている品は少ないです。
そのため細かな部分には粗悪な点が目立つため、比較的簡単に見極めやすいです。
特に以下の二つは買取業者でもチェックするポイントなので、偽物のだと疑わしい品物はあらかじめチェックしておきましょう。
- ゴヤールのロゴのAの形状が違う
- サンルイの持ち手部分の縫製や形状が異なる
ロゴに関しては入っている品とない品がありますが、偽物の場合はアルファベットの形状が違うことが多いため、よく見るとすぐに判別することができます。
本物の刻印は「A」の部分が、錨のようにはねています。
サンルイは形状でも判断できる
本物と偽物は比べてみると、そもそもの形状が異なるケースも多いです。
まず一枚目が偽物で二枚目が本物のサンルイです。
これでチェックするべき点は、バッグ上部の構造です。
正規品は持ち手より外の部分が、多少下がっているのに対して、模造品はまっすぐな作りをしています。
この特徴は偽物に非常に多く、まっすぐな品物は確実に模造品と判断してOKです。
まとめ
ゴヤールのバッグや財布は今もっとも高く売れるブランド品の一つともいえるほど、買取相場はかなり高くなっています。
特に人気のサンルイなどはブランドバッグ全体で見ても三本の指に入るのではないか?というほど、平均買取率も非常に高いです。
ここまで知名度と人気が上がったのは、ここ最近のことですので、今後も今のような買取相場が維持できるとは限りませんし、個人的にはもう少ししたら人気も落ち着いていくのではないかと予想しています。
正直売るにはかなり良い時期だと言われている、ゴヤールの品物を手放したいと考えている場合には、できるだけ早めのほうが良いかもしれません。
少しでもこの記事がゴヤールを売りたいという方の参考になれば幸いです。
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