先日ついに「Louis Vuitton(ルイヴィトン)」からスマートウォッチが発表され、それと同時に全世界で販売が開始されました。
スマートウォッチ市場には数多くの高級ブランドが参戦していて、有名どころだと「Apple watch」×「Hermès(エルメス)」のコラボに始まり、アルマーニやタグホイヤー、マイケルコースといった有名ブランドも近年スマートウォッチ市場に参戦しています。
そして今回ついにあの「ルイヴィトン」からスマートウォッチが発売されました。
あまり普及が進んでいないスマートウォッチ市場ですが、高級ブランド業界最大手の参戦となって今後の動向が注目されます。
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ルイヴィトンから新たに発売された「タンブール・ホライゾン」
今回ルイヴィトンが発表したスマートウォッチ「タンブール・ホライゾン」は「モノグラム」「グラフィット」「ブラック」といった3種類が発表されました。
時計本体のケースとストラップの組み合わせで購入することができ、モノグラムとグラフィットが「277,000円~」、ブラックは「337,000円~」からとなっています。
ストラップはメンズ、ウィメンズそれぞれ30種から選ぶことができ、組み合わて自分好みにカスタマイズできる点も特徴の一つです。
その他主なスペックをまとめ
【ケースサイズ】42mm
【OS】Andoroid wear2.0
【連動】Bluetooth接続によってiPhoneやAndoroid端末と可
※素材などは現在公表されていません。
参考URL ルイヴィトン公式|ウォッチコレクション
ルイヴィトンの専用アプリでスマートフォンと連動
タンブール・ホライゾンは専用アプリをダウンロードし、Bluetooth接続によりスマートフォンと連動することができます。
基本的な機能に関しては「Apple Watch」などと比較しても遜色ありません。
電話やテキストメッセージはもちろんのこと、アラームやタイマー、マップや歩数計や天気予報といった日常に必要な機能をおおむね備えています。
そしてスマートウォッチの定番でもある文字盤のカスタマイズ機能も豊富です。
30万円越えの高級スマートウォッチ
さすがルイヴィトンというだけあって価格帯も30万円以上とかなり高額です。
機能面に関してはさほど目新しいものはありませんが、アップルウォッチなど土台があってのコラボではなく、ルイヴィトン本体から販売ということだけあって他のスマートウォッチと比較してももっとも高い部類になっています。
ちなみにルイヴィトンの時計はそこまで浸透していませんが「タンブール」というシリーズはスマートウォッチ以外にも数多くラインナップされているルイヴィトンの時計の定番シリーズです。
普通の機械式腕時計として販売されているタンブールシリーズは安いものでも「50万円~」高いものだと「100万円以上」の品もあるため、それと比較するとちょっとお得な気もする価格設定です。
数々の高級ブランドが参戦するスマートウォッチ市場
ルイヴィトンのスマートウォッチの発表は業界内でもかなり話題になりましたが、スマートウォッチを手掛けている高級ブランドはもはや少なくありません。
もっとも話題になったのが「Apple Watch」×「Hermès(エルメス)」のコラボウォッチで、これは14万円-20万円の価格帯でした。
話題性こそありましたが、国内での売上はイマイチだったみたいです。(そもそもアップルウォッチ自体が当時話題になったほど浸透していませんし・・・)
スマートをウォッチを販売している主な高級ブランド
(引用元:ARMANI.com)
スマートウォッチを近年発売した高級ブランドとしては以下のようなところが有名です。
- EMPORIO ARMANI(エンポリオ・アルマーニ)
- TAG Heuer(タグホイヤー)
- BREITLING(ブライトリング)
- MICHAEL KORS(マイケルコース)
とはいえこの中でもかなり狙った層は違っていて「アルマーニ」と「マイケルコース」に関しては販売価格も4万円前後とかなりリーズナブルな価格設定。(元々の値段もこれくらいというのもあるが・・・)
それに引き換え「タグホイヤー」や「ブライトリング」といった高級時計ブランドとして展開しているところは安くても「20万円~」とかなり強気の、本来の高級時計のような価格設定で売り出しました。
おそらくもっとも高額な120万円のスマートウォッチ
(引用元:EXOSPACE B55|BRETLING)
ブライトリングが2016年に発売した「EXOSPACE B55(エクゾスペース)」というスマートウォッチはなんと販売価格120万円という超高額でした。
ブライトリング本来のフライトモデルという面を最大限に生かし、飛行時間や飛行速度の計測などもできる本格的なスマートウォッチでした。(実用性は不問)
見た目に関しても従来のスマートウォッチという印象はなく、あくまでもブライトリングの腕時計という価格もさることながらものすごいスマートウォッチです。
スマートウォッチ市場はこれからどうなる?
話が戻りますが、今回ルイヴィトンがスマートウォッチの市場に参入してきたことでより一層スマートウォッチへの注目が集まりそうです。
ルイヴィトンとしては少しでも客層に若者を取り込めたらといった狙いがあるようですが、これを真似て「シャネル」や「プラダ」といった女性人気の高いブランドまで波及していけば今までのスマートウォッチ市場が様変わりする可能性すら秘めていると思います。
今のところ日本国内ではイマイチ普及していないようなイメージを受けるスマートウォッチですが、ルイヴィトンの参入によって変化を遂げることがあるのでしょうか。
これを経て近い未来に、高級時計の重鎮である「ROLEX(ロレックス)」からスマートウォッチが発売される・・・なんて未来が来たらぶったまげますね。