今回は古い切手を「買取プレミアム」で査定していただきました。
査定に出した切手は、昔母がコレクションしていて集めていた日本の記念切手などです。
切手については全く知識がない私でしたが、実際に査定に出してみてわかったことがたくさんありました。
古い切手の処分や、買取を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
このページの目次
母が昔集めていた切手を処分する
私にとっては全く馴染みにがありませんが、以前は切手を集めるのがいわばブームのようになっていたそうです。
今となっては必要ないということで、写真のような大量の切手の処分を頼まれました。
日本の記念切手がメイン
中身はかなり綺麗にファイリングされていて、全てが「日本の切手」と言うことです。
昔はことあるごとに記念切手というものが発売されていて「それを購入して集める」ということが一般的だったみたいです。
いわゆる高額品はないようですが、日本のオリンピック開催記念の切手や、珍しそうな切手もちらほら見受けられます。
子供の頃にお小遣いで集めていたということなので、総額はたかが知れていると言っていましたが、数を考えると数万円以上かかっていることは間違いなさそうです。
古い切手のファイルは全部で13冊
切手のファイルは全部で13冊ありました。そのうち、
- シートのファイルが8冊
- バラ切手のファイルが5冊
合わせて13冊とかなりの量です。
ファイリングされていない品も多少はありますが、ほとんどが上記のようにファイルに入っているため保存状況はそこそこ良い気がします。
ただ40年-50年近く昔の切手ということなので、どこまで価値があるのかは未知です。
ほとんどがシートでコレクション
ファイルの13冊中の8冊がシートでまとめられているファイルでしたので、バラの切手よりもシートで残っていた品が多かったです。
素人目で考えても、バラよりもシートの方が希少なことはわかりますので、高額買取につながりやすいのではないかと予想できます。
バラ切手や細かな記念切手も多少
バラ切手のファイルは、かなり経年劣化を感じる古書のようなものもありました。
試しに中身をチェックしてみると、シートではなくバラバラの切手が大量に入っていました。
あくまで切手のため、そもそもの額面が存在しますし、こういった古い品でも普通に使用することができます。
ただ、こういったバラバラの状態で買取してもらうことができるのか?という部分は疑問です。
小さい郵便切手?と書かれている切手もありました
今回処分を頼まれた切手はほとんどがファイルされていたものでしたが、少しだけ上の写真のような切手も残っていました。
開けてみると、小さなファイルのようになっていて、同じように未使用の小型切手シートのようになっています。
なんとなくこの辺は値段が付きそうな感じがしますね。
問題はバラの切手でもどれくらい売れるのか?と言う部分ではないかと思います。
買取プレミアムで古い切手を査定してもらった
今回切手の査定をお願いしたのは「買取プレミアム」と言う買取業者です。
当サイトでも、ブランド品の査定などで度々利用している買取業者で、切手も対応しているということで無料査定をお願いしました。
買取プレミアムは数少ない切手の出張買取業者
買取プレミアムは業界でも数少ない「出張買取専門の買取店」です。
切手を売却するとなると、切手を取り扱いしている買取店に実際に持ち込むか、宅配買取で切手を送って査定してもらうという選択肢もありますが、今回は出張買取と言う自宅にきて査定してもらうサービスを選びました。
切手のファイルも決して少なくない量ですし、持ち込むとなれば手間もかかります。
だからと言って宅配買取で送って、途中で一枚抜け落ちたりしても・・・と思ったので、そういった際には買取プレミアムのような出張買取サービスはとても便利だと思います。
申し込みから即日で査定にきてくれる
何度か利用したことがあったため、勝手はわかっていましたが、今回も実際にウェブから「査定の申し込みをしたその日のうち」に自宅まで査定員の方がきてくれました。
その日のうちに対応してくれるスピードもこの買取業者の魅力です。
量が多いにもかかわらず一時間ちょっとで査定完了
数が多かったため、査定に相当な時間がかかることを覚悟していましたが、意外にも査定は一時間ちょっとで完了しました。
私も全然切手に関する知識がなかったのですが、途中で切手の説明なんかもしてくれたため、本当にあっという間に感じました。
そして肝心の査定額は「合計で93,000円」と言う結果になりました。
査定額の93,000円について
正直切手に関する知識がないため、この査定額が高いのか安いのか、正直わかりかねるところはあります。
ただ母も“そこまで価値があるような切手はないと思う・・・”と事前に言っていたことを考えると、金額的にはかなり満足度を得られる額だとは思います。
不要だったものを売って10万円近くになったと思えば、切手を買取に出すのも悪くないと思います。
残念ながらプレミアがついているレア切手はなかった
査定の結果ですが、今回査定した切手の中には、特にお宝といえるようなプレミア品はないとのことです。
そのため、基本的には額面に対して何%という計算での査定額だったようです。
聞くところによると「見返り美人」「月に雁(つきにかり)」などといった、プレミア切手などがあれば査定はもっと高くなるようです。
買取では基本的に額面以上は出ないとのこと
実際に額面の額以上は出ないため、本当に損をしたくないのであれば「切手として普通に使用した方が得です・・・」と言うことも査定員の方はおっしゃっていました。
ただ今では「手紙を出す」といったシチュエーション自体減ってきていますし、現実的にこの量の切手を使い切ることはまず不可能です。
額面を計算していたわけではないのでわかりませんが(※そもそも数が多すぎて数えるのは難しいです)、買取だと「レアな切手がなくともこのくらいの量ならこれくらいの金額」にはなると思っていただければと思います。
切手の買取についてわかったこと
実際に査定に出してみるまでは「切手の買取について」の知識はほぼないといっても過言ではありませんでした。
しかし、体験してみて知ったことやわかったことも多かったためまとめておきます。
プレミアがついている日本の切手はごくわずか
まず今回査定に出した日本切手は、これだけ量が多かったにも関わらず「プレミアがついている切手」は一つもありませんでした。
基本的に「プレミアがついた日本切手はかなり少ない」です。
額面が小さな切手に関しては、生産数も多いためプレミア化されている記念切手はほぼありません。
プレミア切手は今も昔も高価だった!?
上でも少し名前を出しましたが、プレミア切手と呼ばれる切手には以下のような品があります。
- 見返り美人
- 月に雁
- ビードロを吹く娘
これらに関しては、当初から高額な記念切手として発売されていました。
そのため「そもそもの価値が高い」という点と、値段が高いため流通数も少ないことから、今も価値を保っています。
状態が悪い品でも買取が可能
切手はただの趣味の品ではなく、現在でもはがきを出すのに使用することができ、額面の価値というものは昔から変わっていません。
言ってしまえば「状態が悪くとも10円は10円」というように、状態が悪い品でも未使用品であれば価値がなくなることはありません。
ボロボロの状態や、使用に難がある状態でない限り買取は可能です。
買取率的な部分では、バラとシートで多少パーセントは異なるようですが、状態が悪いから売れない、バラだから売れないということはないようです。
まとめ
今回は古い切手を実際に査定に出してみて、金額や切手の買取の傾向について解説していきました。
切手の収集を趣味にしていた人がもっとも多かった時代は昭和が全盛期で、今ではすっかり記念切手に対する需要も減っていっています。
実際に手紙を出す人も減っていますし、それに伴い「記念切手の相場は年々減少傾向にある」というのが、切手の中古相場みたいです。
ただプレミア切手でない限り、古い切手を処分する時「もっとも損をしない方法はそのまま使うこと」であることは間違いありません。
それでも数が多すぎる場合などは、こうした買取店を利用するほうが、効率よく手軽にお金に換えることができて便利です。
切手に関しては、一枚一枚は安くとも、まとめて売ることでかなりの金額になるケースが多いです。
今回のように「不要な切手が10万円弱になった」と思えば、損をした感じはまったくしませんでした。
これから切手の処分や売却を検討されている方は参考にしてみてください。
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