フリマアプリには偽物がたくさん

ヤフオクやメルカリといった「ネットオークション」や「フリマサイト」、いわゆるCtoCサービスには、いまだ偽ブランド品やコピー品の温床となっています。

今回は落札者側の目線に立って「どうしたら偽ブランド品を見抜くことができるか」というポイントをお話していきたいと思います。

偽物の商品には、商品説明の欄に「偽物であることを示す暗黙の了解的な文章」が記載されている場合も多いです。

偽物を販売することは、れっきとした犯罪行為ですので、少しでも間違えて偽物を購入される方が減れば良いと考えています。

サイト毎の偽ブランド品の割合や出品数について

そもそもどのサイトが危険か?ということは知っておいて損はありません。

一応今大手のサイト「ヤフオク」「メルカリ」「ラクマ」を分析しています。

筆者自身全て、利用した上で客観的な評価をしていますので、ブランド品をそうしたCtoCサイトから購入しようと検討されている場合はチェックしてみてください。

あくまで私の肌感覚での数値ですので、確実ではありませんが、目安としては決して的外れな数値ではないと思います。

ヤフーオークションの偽物率は10%

ヤフオクロゴ

ヤフオクの場合は、そもそもブランド品を出品しているのが、中古ブランド販売店などのお店ということが多いです。

当然個人出品もありますが、フリマサイトと比較すると、圧倒的にお店の出品が多いため、偽物の割合は決して多くはありません。

出品者の情報を確認すれば、お店かどうかはすぐに分かりますので、偽物を避けることは比較的容易です。

極端に安いブランド品はコピー品が多いので、安易に安さに飛びつくことだけ避ければ安心して買い物ができると思います。

メルカリの偽物率は30%

メルカリロゴ

メルカリは業者出品完全NGという規約で運営しているため、基本的には個人出品が大半を締めます。(※中には個人を見せかけた業者もいます)

ただメルカリは大手のCtoCサービスの中でも「偽ブランド対策」をもっともちゃんと行なっていると言えます。

はっきりいうと「偽物を購入してしまった」と発覚したのが、取引評価前であれば、運営事務局に相談して、偽物である証拠を提示すれば、親身になって対応してくれます。

偽ブランド品が出品されれば、できるだけ削除や、出品アカウントの停止などというように取り締まりも厳しいため、フリマサイトの中ではもっとも偽物を売りづらい市場だと思います。

ただし、当然隙間を抜けてきた偽物の出品は存在するため、事前に出品者とのやりとりなどで「正規品であることを確約」してから購入することをお勧めいたします。

ラクマ(旧フリル)の偽物率は90%

ラクマロゴ

今もっとも危険な大手フリマサイトがラクマであることは、少しブランド品を知っている人からすると明らかです。

まず「ブランド名」で検索をかけても出てくる品物の90%は偽物です。

大半が定価や販売相場から極端に安いコピー品ですが、そうでない少し相場より安めの品物にも偽物がかなり多く販売されていて、ここでブランド品を買うこと自体お勧めしません。

平気で「正規品・新品未使用」という嘘が並んでいますので、初心者は絶対に手を出さない方が無難なほど、今もっとも無法地帯な市場だと言えます。

偽ブランド品には大きく分けて二種類ある

偽物の特徴について

ネットオークションなどで、出品されている偽ブランド品と呼ばれる商品には大きく分けて二種類あります。

  • コピー品と呼ばれる本物としては売られていない偽ブランド品
  • 本物として売られている正真正銘の偽ブランド品(詐欺)

大きく分けると「あくまでコピー品として売ってる商品(ただし本物ということを臭わせる)」と、「正真正銘本物ですといいながら偽物を販売している商品」の二種類があります。

本物として売られている精巧な偽物は素人では見抜きづらい

偽ブランド品をわかってて販売することは犯罪です。そのため後者は完全に詐欺目的であり完全に犯罪行為です。

はなっから騙す気で来ているため、商品説明などにも嘘ばかり書いています。写真すらすり替えられていることもあるため、正直見抜くことはかなり難しいです。

本物の特徴やポイントなどを知っていないと、見破ることはなかなか難しいです。

この場合はアカウントの評価などを頼りにするなどが簡単にできる対策です。

偽物販売している詐欺業者は、過去に同じような品物を出品していたり、やたらとブランド品ばかりを出品しているケースが多いので、品物よりもそうした客観的な情報で判断するしかありません。

コピー品などの偽ブランド品はよく見れば見破れる

もう一つは「あくまでコピー品として売っている」というグレーゾーンの偽ブランド品です。

数でいうとこちらのほうが圧倒的に多いと思います。商品説明にヒントが多く隠されているのはこちらの場合です。

簡単に言うとコピー品の場合は「トラブルとなった時に出品者側の言い訳」があらかじめ商品説明などに記載されていることが多いです。

とはいえ偽物を売っていることには変わりないので、悪質なことには変わりません。

ただ決して「本物」という風には売っていない品物です。

メルカリなどのようにしっかり保証してくれるサービスであれば、間違って購入してしまった場合の返品などもできることがありますが、基本的には当人同士で解決することがCtoCサービスの鉄則です。

そうならないために商品説明などを注意深く確認すれば、これらの購入は避けることができます。

偽ブランド品によく使われる商品説明の言い回し

ここからは偽物を販売しているときによく使われる言い回しをどんどんご紹介していきます。

確実ではありませんが、これが書いてあったら注意して損はありません。

一応個人的に感じた偽物危険度なども明記してみたので、参考にしてみてください。

正規ノベルティ商品(危険度90%)

今もっとも多いとされるのがノベルティを偽った偽ブランド品の出品です。ノベルティとは本来オープニングセレモニーなどでVIPなどに配布される商品のことです。そのためまず市場に出回ること自体珍しい商品です。

現状ノベルティと謳い出品されている品物は「ほとんどが偽物」といっても過言ではありません。

そのため下記のような表記は非常に危険度が高いです。

  • ノベルティ商品につきご理解いただける場合のみご入札をお願いします
  • ノベルティ商品につき、正規販売店での修理などのサービスは受ける事ができません。
  • ノベルティなので作りが雑な箇所がございます。

これらはそもそも正規のノベルティですらない、ただの偽物である確率が高いです。

コピー品というよりは詐欺商品ですので、オークションやフリマサイトで「ノベルティ」と名の付くものは購入しないほうが良いです。

ごく稀に本物のノベルティも出品されていますが、ネットで検索してみて出てこないような品物は購入してはなりません。

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~タイプ、~風(危険度100%)

人気ブランドならもっとも多いのが「~タイプ」や「~風」と呼ばれるコピー品の出品です。

「シャネルタイプのバッグです」「クロムハーツ風リング」などは、各サイトで検索すればすぐにヒットすると思います。

これらに関しては「100%偽物のコピー品」と呼ばれる商品です。

基本的に作りも雑なため、素人が見てもすぐに偽物と分かるような品が多いです。

こういった物を製造されるのは、購入してしまう人がいるからです。絶対に購入しないようにしましょう。

海外並行輸入品(危険度90%)

並行輸入品を謳った偽物は相変わらず多いです。

並行輸入品自体は偽物ではありません。ただ正規の販売ルートではなく、一旦卸業者が正規品を大元(グッチの製品だったらグッチから)から購入した正規品を、小売店に卸し販売している物です。

簡単に言うと・・・
正規品:製造元メーカー⇒正規販売店(正規代理店含む)で販売される品
並行輸入品:製造元メーカー⇒問屋が大量に仕入れ⇒正規店以外の小売店(ドンキホーテなどが例)で販売される品

しかし、ネット(特にCtoCサイトなど)で売られている品は、並行輸入品と謳っていながら、ただただ偽物という例がほとんどです。

本物の並行輸入品は正規品と変わりませんが、ネットで売られている並行輸入品は買わない方が無難です。

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メーカーサポートは受けれません(危険度95%)

この表記もちょくちょく見られますが、基本的に高級ブランドで、本物にも関わらずサポートが受けれないブランド品はほぼありません。

中には購入した本人以外の誰かの手に渡った品に関しては、正規サポートを受けれないというルールのブランドもありますが、そんなブランドは全体の10%以下です。

サポートが受けれないと説明欄にある品物は、買わないことをお勧めいたします。

知り合いから海外のお土産でいただきました(危険度75%)

いただきものなので詳細等は不明ですが、ご理解ある方のみご入札ください・・・といったような表記も危険です。

もちろん本物の可能性もありますが、海外お土産は偽物の確率が非常に高いです。

そもそも自分で購入した偽物を売りたい時に「海外のお土産」と称することが多いので、危険性の高い表記の一つです。

素材:CZダイヤ(危険度90%)

宝石やアクセサリーで稀に「CZダイヤ」と表記されている商品があります。

CZとはキュービックジルコニアのことで、キュービックジルコニアダイヤという名称はありません。ジルコニアは人工ダイヤですので、天然ダイヤとは価値がまるで違います。

CZダイヤと表記している品物は「ダイヤであること偽った商品」であることがほとんどです。

この場合はただのキュービックジルコニアということでダイヤではありませんので、高額商品の場合には気を付けましょう。

偽物と判別できる箇所に妙に詳しい(危険度50%)

ブランド品の偽物判別箇所について、妙に詳しく書かれている物も、必ずしも本物という訳ではありません。

例えば、、、
ロレックスの例:”6時方向に王冠透かしもあります”
シャネルの例:”カードとシールあります”
ヴィトンやグッチの例:”シリアルナンバーあります”

素人目でも判別できる箇所を逆手にとって本物だということをアピールしてくる例です。

偽物やコピー品でも偽のシリアルナンバーやギャランティが付属しているケースも増えています。

写真なしの文章だけ記載している場合には特に要注意です。

神経質な方や完璧なものをお求めの方は入札をご遠慮ください(危険度30%)

これに関しては、状態に関して言ってることもありますので、本物の場合にも記載されていることが多いです。

ですが偽ブランド品やコピー品の場合にも、ほぼ100%書かれているといってもよい文章です。

この文言は何かしら不備があるかもしれないときに使われることが多いため、偽物でなくても思った以上に傷があったり、状態が悪い品物などによく書かれています。

これがあると確実に偽物というほどではありませんが、注意すべき点のひとつではあります。

写真から見破る偽ブランド品によくありがちな仕様

次に画像で判別できる箇所も少しご紹介していきます。

誰にでも判別できる箇所だけを掲載していますので、こちらも知っておいて損はありません。

レシートが外国で購入された物

これはもう画像で掲載しちゃいますね・・・

フリルで販売されている偽物
引用元:ラクマ

このレシートは偽物に付属している物です。

画像の品は値段が安すぎるので、まだ偽物だと判別しやすいですが、普通の価格で売られている物にも同じようなレシートが付属している場合があります。

シャネルだけでなく、ルイヴィトンやサンローランにも偽レシートが付属しているケースも確認しているので、レシートがあるからと言って安易に信じ込んではなりません。

ギャランティカードがないブランドに偽ギャランティが付属

グッチにはギャランティカードがない
引用元:ラクマ

偽のギャランティカードも上記のレシートと同じく、よくある偽物のパターンです。

グッチやルイヴィトンなどはギャランティカードの発行はしていないにも関わらず、それらしい物が写真で写っています。

この場合は100%偽物ですのでご注意ください。

単純にシャネルなどギャランティカードがあるブランドだとしても、カードの作りが若干異なっていたり、日本語のテキストなのに一部中国語のような書体になっていたりする例も多いです。

ギャランティカードがある場合は、「ブランド名 ギャランティカード」と調べれば、正規の画像が出てきますので、照らし合わせてから購入することがベストです。

まとめ

中古ブランド品のリサイクルショップや、ちゃんとした並行輸入品を扱う実店舗の場合は、よほどのことがない限り偽物は販売されていません。

しかし気軽に誰でも出品することができるオークションやフリマサイトでは、簡単に偽物が販売でき、いまだにその数はすさまじいです。

そもそも高額なブランド品を、現物を見ずに購入すること自体、あまり勧められることではありませんが、もし購入する場合にも「基本的には偽物」くらいの心構えの方が良いです。

少しでも上記のような偽ブランド品と思われるような特徴を探すように心がけることで、偽物を間違えて購入するリスクは減らすことができます。

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