今回は「飲まないお酒・空き瓶などの買取」について解説していきます。
普段からお酒を呑む人や、家では全く呑まないという人でも、自宅に何かしらのお酒のストックはあったりするもの。
特にいただいたお酒など、開封するのもなんだかもったいなくて、呑む機会を完全に逃してしまっているものなどは「かなりもったいない」です。
実はそんなお酒も近年では買取対象として扱う業者が増えてきました。
そして一部の高級なお酒であれば、空き瓶でさえ売ることができるほど、お酒を売るという選択肢も広まりつつあります。
このページの目次
売れるお酒ってどんな品?
お酒といっても高価なワインやシャンパンなどのものから、安価な缶チューハイまで幅広いです。
正直あまりに安い缶チューハイやビールなどの買取できませんが、一般的に売られているワインやリキュール類など「3,000円以上くらいの品から」買取してもらうことができます。
貴重なワインやブランデー、シャンパンなどの中には、驚くほど高値で買取してもらえるものもあります。
お酒の場合封が切られてさえいなければ、中古品も新品も差がありませんので、買取相場は比較的高いです。
呑みかけのお酒は売れない
お酒の買取の前提としては「封がしてある品」となります。
一度開封してしまった呑みかけの品は、どんなに高価なお酒であっても基本的には買取不可です。
もし高価なお酒であれば、中身は全て呑むか破棄してしまったあとで「空き瓶としての買取」という形になります。
買取してもらえるお酒の種類
当然お酒の中にも種類があるため、お酒の種類ごとで買取の傾向などをまとめてみました。
お酒を売る際には必ずチェックしてみてください。
ワイン・シャンパンの買取傾向
全体的に買取価格が高く、もっとも高額で取引されやすいのがワインやシャンパンです。
特にワインやシャンパンはお祝いの席でプレゼントされたりと、高級銘柄を手にする機会ももっとも多いかと思われます。
ワインは有名銘柄や、高級銘柄と広く知られている種類も多く、高いものは数万円から数十万円のものまでさまざまです。
シャンパンの有名銘柄はいずれも高額買取
シャンパンは定番のドンペリニョンなどの高級品であれば需要も多いため買取相場もかなり高いです。
シャンパンの有名銘柄の買取相場例は以下です。
- ドンペリニョン白:買取相場8,000円前後
- ドンペリニョンロゼ:買取相場21,000円前後
- アルマン・ド・ブリニャック:買取相場10,000円前後
- モエ・エ・シャンドン:買取相場2,500円前後
- ヴーヴクリコ・イエローラベル:買取相場2,500円前後
いずれにせよ定価の30%以上の金額で売れる品が多く、シャンパン類はかなり買取率の相場も高いです。
日本酒や焼酎の買取傾向
日本酒や焼酎も珍しい銘柄や、貴重なものなどは高額での買取もできます。
もちろん安価で定番の「白鶴」や「黄桜」なども未開封であれば買取してもらうことが可能です。
日本酒は地域ごとの名産品なども多く品数は非常に多いです。
しっかり銘柄に対して、専門的な知識が豊富な業者で買取してもらわなければ相場より安くなる恐れもあります。。
ウイスキーやブランデーの買取傾向
ウイスキーやブランデーなどの蒸留酒ももちろん買取対象です。
「マッカラン」などの高級ウイスキーは「一点2,000円-3,000円」付く品も多数です。
ブランデーはルイ13世など数十万円以上する品も多く、非常に高く売れるお酒の一つです。
ボトルが非常に豪華な作りをしている品も多いため、空き瓶での買取でも数万円以上見込める品も多いです。
リキュール類・その他
そのほかにもリキュール類や、ウォッカやラム、テキーラといったお酒も買取に出すことができます。
「2,000~3,000円ほどで一般的に販売されているものでも未開封であれば買取は可能です。
ただし相場は安めで「一点あたり300円-500円程度」が相場になっています。
値段も安めなため、もちろん呑みかけの品や空き瓶などは買取が不可となっています。
空瓶・化粧箱
数万円以上する高級なシャンパンや高級ブランデーには、特製の木箱や化粧箱がつく品も多いです。
こうした高級なお酒の空き瓶やケースなどは、中身がなくても買取してもらえる場合も多々あります。
ドンペリニョンなどの人気のシャンパンは空き瓶だけでも1,000円程度、ブランデーであれば1万円ほどで買取してもらえる品もあります。
もし空き瓶をコレクションとして取っておいている方はそれだけでも買取に出すことが可能です。
お酒を売るときにベストな買取方法
お酒を売るということ自体まだまだ浸透はしていないように感じます。
家に眠っているお酒があっても“どうしよう・・・処分に困るし、捨てられないな。”くらいの認識の方が多いと思います。
お酒を売る場合、まずは「お酒専門の買取業者」にお願いしなくてはなりません。
リサイクルショップなどでも、有名な高額なシャンパンやブランデーは買取してくれるところも多いですが、専門の知識があるわけではないのでなんでも売れるというわけではありません。
ましてやお酒を専門に取扱いしているわけではないので、買取相場も安くおすすめはできません。
専門業者お酒の買取してもらう方法
お酒の専門買取業者で店舗を構えているお店はほぼありません。
そのため基本的には以下のような買取サービスを利用します。
- 宅配買取(段ボールで梱包して送付する)
- 出張買取(査定員が自宅まで来てくれる)
状況によってどちらも使い分けるのが良いと思いますが、低価格なお酒などを売りたい場合には出張買取では対応してくれないこともあります。
そのため、基本的には宅配買取を利用して査定に出すのがもっともポピュラーな方法です。
お酒の買取におすすめの業者
お酒を売るのにおすすめの専門買取業者をピックアップしてみました。
どちらも買取における傾向があるため、売りたいお酒によってこの二つを使い分けるのがベストな選択かと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
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ファイブニーズ
- お酒買取実績No.1
- 酒類の専門買取店
- 出張・宅配と様々な買取方法が魅力!
ファイブニーズはお酒を専門に取り扱う業者で、錦糸町を本部に全国に7つの店舗を持ち、店頭買取も可能なお酒専門では非常に珍しい業者です。そのほかにも出張買取、宅配買取ともに無料で利用ができるため、もっとも手軽に利用しやすいお酒買取業者です。
お酒専門の買取業者として実績が豊富なところなので、販売経路も幅広く比較的どんなお酒でも、かつどこよりも高く買取してくれる傾向があります。専門のソムリエなども常駐していて査定できないお酒はないといいます。どんなお酒でもここに出せば間違いないという業者です。
管理人のレビュー
お酒専門の買取業者とあって、安いリキュールや日本酒から高級なお酒まで、どんなお酒でも買取してくれます。ネット通販などとにかく市場をたくさん持っているお酒の中では大手業者なので、査定金額は間違いありません。宅配と出張どちらも無料で対応してくれるため、用途によって使い分けることもでき非常におすすめです。
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バイセル
- 手数料は一切無料
- 最短30分で出張買取!
- 即日で即金!全国どこでも出張買取!
バイセルは対応速度の速い出張買取サービスがウリの買取業者です。ここは店舗を持たない出張買取の専門店なので、どこよりも高い査定額にも力をいれています。主に年代物や貴重な高級品のお酒の買取に強く、豊富な実績を誇こります。
出張買取の利用はネットからの申し込み一本で、地域によっては最短30分で来てくれるという対応スピード。手数料や査定料、キャンセル料も一切無料なので手軽に利用することができ、家にあるお酒をすぐに売って、現金に換えたいときにも便利です。
管理人のレビュー
バイセルはともかく対応スピードが速く、高額な査定がバンバン出るので、お酒など高級品を売るときには重宝します。高級品にはとても強く積極的に買取してくれる反面、安いお酒などは買取拒否される例も多いので、こちらの利用は高級なワインやシャンパン、ブランデーなどに限ります。
宅配買取や出張買取が非常に便利な理由
宅配買取や出張買取がお酒を売る際に便利な理由としては、どちらも「自宅にいながら買取できる」という点です。
お酒はある程度数があれば、持ち運びも決して容易ではありませんので、実店舗にもっていくのはかなり手間もかかります。
より高く売りたいのであればオークションやフリマアプリを利用するという方法もありますが、お酒というジャンル自体そこまで売りやすい品ではありませんし、配送の手間もかかります。
そうなると出張もしくは宅配買取で売るというのが、もっとも「手間なく簡単に査定に出すことができる方法」です。
そのうえでお酒専門の買取業者を選ぶことで、しっかりと高級品などの価値も見極めて査定してもらえるので、自分がお酒に対する知識がなくとも、より高値で買取してもらうことができます。
お酒の買取にまつわる知って得する(?)情報
お酒を買取するときに知っておくとためになるかもしれない(?)情報などをまとめてみました。
より高く売りたい方などはチェックしておいて損はないかと思います。
相場に左右される銘柄もある
年代物のワインなどになると、相場が変動するお酒も中にはありません。たとえば製造年が今年で、キリの良い数字になるワインなどは高値がついたりすることもあるのです。
また、海外有名人などの著名人が好きと好評したりすることで、一時的に市場で人気が殺到することもあります。こういったタイミングは買取価格もぐっと高まるので、売り時としては抜群です。
お酒も状態で買取金額が変わる
お酒類の買取でもブランド品などと同じように、保存状態などに応じて買取金額は変わります。
そのため見た目などをきれいにしておくことも、買取時に査定がアップするコツの一つです。
間違っても「埃まみれの状態などで査定に出さない」ようにしてください。
見るからに汚いものは保存状態なども疑われますし、確実に相場より安く買いたたかれてしまうので注意しましょう。
付属品があれば全部揃えて査定に出す
高級なお酒になればなるほど、装飾品や付属品なども増えていきます。
箱が付いているようなお酒は、必ず箱も一緒に査定に出したほうが金額も高いです。
おまけでついてくるミニボトルやストラップなども、一緒に出すことで査定が数百円変わるケースもあります。
高級なシャンパンやブランデーは箱だけで数万円!?
さらに高級なシャンパンやブランデーなどになると、特製の化粧箱がついてくるものなどもあります。
これらは「箱だけで数千円-数万円程度」になる場合もあります。
お酒は本体だけあればいいでしょ?なんて思っていると査定で痛い目を見ることになるため、高価なお酒ほど付属品もそろえた状態で売るようにしましょう。
お酒の賞味期限はどれくらい?期限切れなんて場合はあるの?
お酒は賞味期限をあまり気にしない方も多いです。
実際に賞味期限の記載のない品も多く、一度開封してからでも保存状態が良ければ、長い期間にわたり美味しく呑めるお酒もあります。
基本的にお酒は未開封であれば、かなり長い期間味を損ねず保管しておくことが可能です。
アルコール度数がより高いお酒であれば、腐りにくく雑菌も繁殖しないため、より長持ちすると言われています。
その際には直射日光などを避けて保存状態にも気を遣うことがベストです。
買取においては賞味期限が切れているからといって買取不可になるケースはほぼありません。
しかし保存状態が良く古い品でも新品同様の状態の品ほど高く買取してくれます。
ワインやブランデーは古い品ほど高くなる!?
基本的にはお酒に限らずすべての中古品は古くなるにつれて価値は減少していく傾向にあります。
しかしワインやブランデーなど高価な品は「ある意味では限定品」とも言えます。
同じ年に取れたワインは、翌年にはまた違う味に変わるなんてことは普通に起こりえます。
そのため古くなった品の価値が高騰していくことも決して珍しいことではありません。
取っておいたほうが価値が上がるなんてことも考えられますが、正直これを予想することはかなり難しいですし、価値がもともとほとんどなかったワインが高騰する例は限りなく少ないです。
そのため価値が高騰するような品は、当時からある程度高かった品が多いのです。
そのため、あえて取っておいてプレミア化を待つという選択肢はあまりおすすめできません。
まとめ
ここではお酒の買取にまつわる情報を詳しく解説していきました。
今までは「お酒を売る」ということ自体あまり知られていないサービスでしたが、近年徐々にではありますがお酒の買取の利用者も増えていると聞きます。
ブランド品を取り扱う業者などでも、高級なシャンパンなどを買取してくれる業者も増えましたし、今後さらに利用者は増えていくのではないかなと思います。
お酒は中古品でありながら、未開封の品は新品となんら変わりはありませんので、買取率も非常に高いジャンルとなっています。
「飲まないのに置いてあるお酒」「捨てるに捨てれないお酒」などは専門の買取業者で高く買取してもらうのがおすすめです。
ドンペリゴールドの空き瓶と木箱を売りたいのですがいくらになりますか?
コメントありがとうございます。
いくらになるか?というご質問に対しては、業者によりけり、状態によりけりですのでお答えできかねます。申し訳ございません。
あくまで個人的な意見として申し上げるのであれば、
とてもきれいな状態で空き瓶・木箱両方合わせて500円-1,000円くらいが相場かなと思います。
いかんせん中身のないお酒に関してはどうしても高額買取とはなりませんので、それ以下の提示金額となる場合も多いに考えられます。
ご参考までにしていただければと思います。