今回は全国に展開しているカメラの買取店「カメラのリサマイ」にて、実際に中古カメラを査定していただきました。
査定したい品物が、デジタル一眼レフやレンズ、コンデジなど何個もあったため、出張買取を利用しました。
カメラのリサマイは「査定がどれくらい高いのか?」またサービス云々についても解説していますので、カメラやレンズを売りたいという方は参考にしてみてください。
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このページの目次
カメラのリサマイについて
カメラのリサマイは「株式会社リサイクルマイスター」が運営する買取サービスです。
カメラの買取業者としては、かなり大きな規模が展開している大手の一つで、実店舗も全国に30店舗以上あります。
国内以外にも、海外への販売ルートも多く買取れる品物の幅が広いと評判も良いです。
出張買取や宅配買取など幅広く対応
店舗での買取もおこなっているようですが、ここは「宅配買取」「出張買取」により力を入れています。
今回私が利用したのは出張買取で「申込みをして、翌日に来てくれる」というスピードも魅力だと思います。
実際に売りたい品物がいくつかあるというときには、出張買取や宅配買取を利用するのが便利ですし、特別な費用もかからないので非常に手軽です。
カメラのリサマイの申込み方法について
簡単に申し込み方法を説明すると、「公式サイトの買取査定依頼フォーム」より電話、もしくはフォームに入力してメッセージを送るだけです。
今回は特に急ぎでもありませんしフォーム入力を行いました。
この部分を埋めて、次に確認画面です。
とりあえずこれだけなので非常に簡単です。
すると5分後くらいにリサマイから電話がかかってきました。電話対応時間外でない限り、最初から電話で相談したほうが良さそうです・・・汗
電話対応時間内は電話で申し込みが良い
電話の対応時間は「9:15-20:30」となっています。
電話の内容は要約すると以下です。
- どんな品物を査定したいか?(メーカーや商品名などわかる範囲で)
- 査定員が出張する日の日程調整
- 住所や電話番号などこちらの情報
あまり長々としていないのが良かったです。
こちらから「査定希望です。」といっただけでその後は何も言っていませんでしたが、特に聞かれることなく出張買取前提の日程調整となりました。
宅配買取での査定を希望する場合は、初めに「宅配買取希望です。」と伝えるのが良いと思います。
申込みをしたのが夕方前くらいでしたが、最短でご案内できる日程が翌日の午前中ということで、翌日の10時-11時という日程でお願いしました。
申込みは特に手間もなく、電話すればすぐに日程調整してくれるため、非常に手軽だと感じました。
買取査定に出したカメラについて
今回査定をお願いしたカメラはいくつかあり、主要どころは3点です。
それ以外には祖父の遺品として処分を任された、直さないと使えない壊れたフィルムカメラ類もいくつか査定をお願いしました。
内容も軽くご紹介していきます。
Nikon-ニコン D5200レンズキット
Nikon-ニコン D5200 レンズキット
【新品購入価格】8万円-9万円程度
【状態】故障なし、箱あり
一つ目がニコンのデジタル一眼レフエントリー機の「D5200」のレンズキットです。
2012年に発売開始したモデルで、当時新品で購入した際には8-9万円くらいはした気がします。
今見るとAmazonなどで新品が5万円ちょっとで売っているので、買取額の期待は薄いです。
一応箱も残っていて、故障もなく使用する上では問題ありません。
PENTAX-ペンタックス K-30&ズームレンズ
PENTAX-ペンタックス K-30ボディ
【新品購入価格】8万円程度
【状態】故障なし、本体のみ
PENTAX-ペンタックス DA18-270mm F3.5-6.3ED
【新品購入価格】5.5万円程度
【状態】故障なし、本体のみ
こちらも2012年に発売されたペンタックスの「K-30」というモデルで当時購入価格は8万円程度でした。
付いているレンズはジャンク品カメラのオールドレンズなので限りなく価値が低いと思われますが、横のズームレンズ「DA18-270mm F3.5-6.3ED」というKマウントのレンズで5.5万円くらいしたと思います。
本体はもう絶版になっている品で、中古品の価値も低いでしょうが、レンズはそこそこのものなのでいくらくらい値が付くのか気になるとところです。
SONY-ソニー DSC-RX100m4
SONY-ソニー DSC-RX100m4
【新品購入価格】10万円程度
【状態】故障なし、純正革ケースあり
三つめはソニーのコンパクトデジタルカメラ「RX100」シリーズの、4K動画が撮影できるハイエンドモデルのⅣです。
現在はⅤが発売されたため少し値が落ちていますが、それでも現行の新品が8万円程度と高級なコンデジとして人気の高いモデルです。
普通に使用していたため多少使用感はありますが、故障などはなくまだまだ使うことができます。
今でも普通に現役で活躍できる機種なため、この中では一番高値が付くのではないかと予想しています。
祖父の遺品である古いフィルムカメラも査定に出してみた
上記した3つがメインですが、以前から処分を前提に譲り受けた祖父の古いカメラも査定に出してみました。
当時の価値などは一切不明ですが、私自身も見たことがないような品で、正直金額がつきそうな感じはしませんが・・・せっかくなので査定に出してみます。
中でも唯一マシそうなのが「キャノン-CANON FX」というモデルですが、こちらもファインダーの中が壊れていますし、リサイクルショップでは確実にジャンク品扱いされてそうな品です。
念のため・・・というくらいの軽い気持ちで合わせて査定をお願いしようと思います。
カメラのリサマイの査定結果
査定に来ていただいた方はとても親切で、査定時間は20分程度でした。
肝心の査定結果は以下の表にまとめているのでチェックしてみてください。
査定額 | |
---|---|
11,000円 | |
本体:5,000円 レンズ:16,000円 |
|
32,000円 | |
金額付かず | |
合計金額 | 59,000円(全部売却なら64,000円) |
査定の結果「合計64,000円」という結果になりました。
予想通りソニーのコンデジはまだまだ現役で使える品とあって「32,000円」というかなり高めの査定額になりました。
今回の査定結果と査定員の方とお話していてわかった、カメラ買取における傾向なども詳しく解説していきます。
値段が付きやすいのはデジタル一眼レフやデジカメ
やはり一番値段が付きやすいのはデジタル一眼レフです。
中でも「キャノン」「ニコン」はほかのメーカーと比較しても人気が高く、買取相場も少し高いとのこと。
ニコンD5200とペンタックスk-30は価格帯もほぼ同じくらいでターゲット層も似たようなモデルでありながら、金額差がついたのはそういった点からだと査定員の方はおっしゃっていました。
デジカメに関してはあまり高値が付きづらい傾向はあるものの、今回の「RX100シリーズ」のような人気どころで性能が良いコンデジやミラーレス一眼などは、比較的買取率も高めのようです。
レンズの買取率は非常に高い
そして今回唯一キットレンズ以外で査定に出したペンタックスのレンズに関しては、「購入価格55,000円⇒買取16,000円」とペンタックスのK-30本体ほど安値になりませんでした。
実際に売るときに価値が落ちづらいのは本体よりレンズだということで、多少人気の低いペンタックスでもレンズで状態がそこそこ良い品であれば、購入価格の30%以上は値の付く品がほとんどのようです。
ジャンク品や古い品に関してはほとんど値が付かない
今回査定に出した祖父が使用していた古い品に関しては、「正直金額が付けられない」という結果になりました。
古いフィルムカメラなどはよほど希少価値が高い品や、当時から高価だったモデルなどでない限りはほぼ値段は付かないようです。
カメラのリサマイでは値段が付かない品でも引き取ってはくれますが、この手の古いカメラは海外で安値で販売するしか方法がないとのことでしたので、金額は付けるのは不可とおっしゃっていました。
売るつもりはありませんでしたが、以前自分で大変な思い(※)をしてまで直して使っている二眼レフ機「リコーフレックス」の値段も参考までに聞いてみましたが、査定額はせいぜい「1,000円」だといわれました。
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このように古いカメラに関しては、よほどの品でない限りはまず高値は付かないと思っていただいてよいかと思います。
まとめ
今回はカメラ買取店「カメラのリサマイ」で実際に一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラなどを査定に出して、その結果などを解説していきました。
査定額に関しても思ったよりは高かった品も多く、手軽にカメラを売りたいという方には非常におすすめできる買取店だと感じました。
対応も非常によく親切な査定員でしたので、出張買取などをしたことがないという方にも安心して利用できると思います。
今回の記事がカメラを売る際に参考になれば幸いです。
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