過去に結婚した夫婦

先日ヤフオクが「元彼グッズマーケット」という企画を始めて少し話題になっていました。

実はこのほかにも過去に「元カレ元カノフリーマーケット」が都内で開催されていたり、近年では「結婚指輪・婚約指輪専門の買取サービス」なんかも存在しています。

こういったサービスは実際どうなんだろう?ということを買取業者目線、そしてあくまでも私個人の目線で考察していきたいと思います。

ヤフオクが始めた「元カレグッズマーケット」

元カレグッズマーケット

話題になっていたので軽く取り上げますが、「元カレグッズマーケット」はヤフオクの出品時に、タイトルに「#ハッシュタグ yahuoku元彼」を付けて出品してね。というだけです。

一応簡単な特設ページが組まれていて、ハッシュタグをつけていればここに掲載されるよというただそれだけです。

元彼グッズマーケット会場
(一応ハッシュタグ付きで検索してみましたが出品点数は22件と少ない・・・)

話題にはなっていましたが、実際に参加者はかなり少ないようですね。

過去に都内で開かれた元カレ元カノフリーマーケット

今回のものと似たような趣旨の企画は実は過去にも存在していて、二年前ほどに渋谷区道玄坂付近で「元カレ元カノグッズフリーマーケット」というものも開催されていました。

この企画では「恋愛カウンセリングブース」があったり「占い師コーナー」があったりそこそこの賑わいを見せていたようです。

しかしながら、一つのブースでそんなに出品するものがあるのかどうかは謎です・・・すみません古い企画だったためそこまで確認はできていません。

買取業者には「結婚指輪・婚約指輪専門買取サービス」がある

同じといってよいのかはわかりませんが、近年は買取も専門業者が増えてきていて「結婚指輪・婚約指輪の専門の買取業者」というものも存在します。

基本的に婚約指輪にはダイヤ入りの高額な指輪を購入する男性も多いと思いますし、素材もプラチナなどの品が多いので高く売れる品も多いです。

私は利用したことがないのでわかりませんが、一応高額で買取するということを謳っています。

結婚指輪や婚約指輪を売りたい人はけっこういる

実際に結婚指輪や婚約指輪を売りたいという方はけっこう多いです。

私も都内の買取業者に勤めていて「月に2-3人」程度はそういったお客様がいらっしゃいます。

もちろんブランド品と同じように査定して、当然同じ基準で買取することができます。

少なくとも全国で見たら結婚指輪や婚約指輪を売りたいという需要はかなり多いのではないかと思います。

元カレグッズ・婚約指輪などを売るサービスについて思うこと

結婚指輪を売るという選択肢

まず一つヤフオクやフリマアプリなどに関してはこんな風に大々的に「元カレグッズ」を謳う必要があるのか?と思います。

買う側はその品を欲しいと思うから買うわけで、もちろん背景を気にする方もいるとは思いますが、元カレグッズと告知することに双方にメリットがあるのか?というのは疑問です。

元カレグッズと知って購入する人はどんな人なんでしょう・・・

元カレグッズを売りたいと思う人はすでに勝手に売っている

そもそも元カレグッズを売りたいと思っている人は、こんな企画や業者がいなくとも「売るべきところに売っている」と思います。

現にブランド品・貴金属の買取業者に結婚指輪や婚約指輪を持ち込む人はいらっしゃいますし、メルカリなどで何も言わずに出品している方も履いて捨てるほどいるでしょう。

もちろんそれらの方を批判する気はまったくありませんが、わざわざ元カレグッズに限定したマーケットにする意味がまったくないのではと思うのです。

結婚指輪・婚約指輪の買取業者はどうなのだろう

正直オークションやフリーマーケットなどには特に何も思わないのですが、結婚指輪・婚約指輪の専門買取業者となると同業に通じるところもあり、思うことが多々あります。

まずそもそも高く売れるのか?という点は疑問です。

「結婚指輪・婚約指輪専門」の業者にたどり着く人というのは、そもそも貴金属を買取に出せるお店などの利用はまったくされたことがないのだと思います。

プラチナやダイヤが売れるというのは誰もが知っていることだと思いますから、知っていれば「質屋」であったり「ジュエリー買取店」に足を運ぼうと思うのが普通だと思います。

そのため上記した専門業者を利用する方って基本的に知識のない方だと思うのです。

貴金属やジュエリーの買取業者の査定は・・・


基本的に素人には石や貴金属の正しい価値なんてわかりませんから、ダイヤやジュエリーや貴金属に関しては知らないと買いたたかれることが多いです。

過去に2.0カラットのダイヤの査定金額が業者によって全然違うというレビューも書きましたが(※レビュー記事2カラットのダイヤモンドを買取に出したら店によって9万円も誤差が出たので注意)、貴金属やジュエリーで大まかな相場を知らないまま、一つの業者で売ることはかなり危険な行為なのです。

もちろん上記した婚約指輪・結婚指輪の専門業者は、本当に適切な価格で売りたい方の気持ちを考慮して買取してくれるのかもしれませんが、「結婚指輪なんて売れるところが街中にいくらでもある」ということを知らないユーザーを相手にしているとなればどうなのかな?と思わざるを得ません。

ちなみにですが貴金属類に関しては溶解して再利用することが前提で買取されるケースが多いです。

よほどのブランドや人気のある品でそのまま売ったほうが良いという判断にならない限り、金やプラチナというのは一度溶かして素材そのものだけ抽出するという体で値段がつけられます。

そのためプラチナの結婚指輪などに刻印があろうが傷があろうが、査定には影響しないことのほうが多いです。

まとめ

思い出は大切に

元カレグッズもそうですが、結婚指輪に関しても「とりあえずお金に換えたい」という人が多いと思いますし「できるだけ高く売りたい」という希望を持っている人は少ないと思います。

こういう人は本当にカモにされやすいので注意していただきたいなとは思います。

ちょっと前にも「旦那デスノート」なんていうとんでもないウェブサイトが話題にもなっていましたし、思い出の品を売りたいという人は今後も増えていきそうです。

ただ今回のような「元カレグッズマーケット」や「結婚指輪専門買取サービス」などを利用しなくとも、価値のある品を売る方法はいくらでもあるということは一つあるのではないかなと感じました。