「いただいた商品券やギフト券」未使用のまま取ってある「図書券やテレフォンカード」など金券類を換金する術についてまとめました。
買取店やチケットショップなどで換金しても「平均95%」と高い換金率なのが商品券やギフトカードの特徴です。
ここでは換金できる金券の種類から、大手の金券ショップや買取店以外での換金術などもご紹介しています。
たしかにギフト券や商品券ってことあるごとにもらえるけど意外と使う機会って少ないのよね・・・テレフォンカードや図書券も持ってはいるけどもう数年以上使っていないわ。
ガンガン使う人は使うけどそうでない人はもてあましちゃうよね!もちろん普通に使うのがベストだけどチケット屋で売るのもそこまで損じゃないから利用してもよいかもね!
このページの目次
商品券やギフト券の換金について
なんだかんだ使わずにとっておいてしまう人が多いというのが、デパートの商品券やギフト券などの金券類です。わざわざ使うのも面倒・・・ということで財布の奥底に眠っている人も多いのではと思います。
もちろん普通に使うのがもっとも損なく利用できてベストですが、金券に関してはチケットショップや買取店でかなり高い率で換金してもらえるため、手っ取り早く現金化するのも一つの手です。
金券類に関しては平均しても95%くらいと高い換金率のものが多く、「1,000円分の商品券→950円」という計算になるためそこまで損する感じもしません。
換金できる主な金券類の種類
実際によくチケット屋さんで換金される金券の種類などを表にしてまとめてみました。大手チケット販売業者の平均的な換金率も一緒にみてみてください。
買取価格 | 換金率 | |
---|---|---|
JCBギフト券(500円) | 470円 | 94% |
JCBギフト券(1,000円) | 975円 | 97.5% |
VJAギフト券(1,000円) | 975円 | 97.5% |
VJAギフト券(5,000円) | 4,875円 | 94% |
VISAギフト券(500円) | 465円 | 93% |
VISAギフト券(1,000円) | 940円 | 94% |
アメックスギフト券(1,000円) | 930円 | 93% |
アメックスギフト券(5,000円) | 4,650円 | 93 |
全国百貨店共通商品券(1,000円) | 975円 | 97.5% |
全国百貨店共通商品券(10,000円) | 9,750円 | 97.5% |
三越商品券(1,000円) | 970円 | 97% |
三越ギフト券(1,000円) | 960円 | 96% |
高島屋商品券(1,000円) | 970円 | 97% |
高島屋ギフト券(1,000円) | 960円 | 96% |
パルコ商品券(1,000円) | 960円 | 96% |
ルミネギフト商品券(1,000円) | 920円 | 92% |
セブン&アイ共通商品券(500円) | 485円 | 97% |
イオン商品券(500円) | 485円 | 97% |
ドン・キホーテギフト券(1,000円) | 950円 | 95% |
マックカード(500円) | 485円 | 97% |
図書券(500円) | 465円 | 93% |
テレフォンカード(50度数) | 110円 | – |
テレフォンカード(105度数) | 280円 | – |
図書カード(500円)※広告あり | 450円 | 90% |
クオカード(500円)※ギフト柄 | 485円 | 97% |
クオカード(500円)※広告柄 | 480円 | 96% |
(データ参照元:大黒屋商品券・ギフト券の買取)
一般的に広く流通しているギフト券などの金券類のデータをまとめてみました。このように多くが95%平均くらいで、使い勝手の良いものや対応店舗が多いもの有名デパートの商品券などは97%以上の高い換金率を誇ります。
「500円券」「1,000円券」「10,000円券」などの種類がある場合には、値段が高いもののほうが換金率も高い傾向があります。
当然だけど、デパートの商品券や使えるお店が多く使い勝手の良い金券類は換金率が高い傾向があるね!
美品でないと換金率が落ちる場合も
チケット屋などでの換金の場合は基本的に美品であることが条件です。長い期間寝かしてあったものや、古くなってしまったものの場合は少し換金率も下がる恐れがあります。
とはいっても95%が93%になる程度ですので、そこまで神経質に考える必要はありません。
テレフォンカードはレア物の場合も
特にテレフォンカードは絵柄によってはレア物としてプレミア価値があるカードも存在します。大手のチケット屋の場合はレアものでも通常のレートにしかならないので、価値が高そうなものに関しては専門のショップなどで販売したほうが良いです。
プレミア価値が付きやすい絵柄の特徴としては
- アイドルなど有名人関連
- 自動車や鉄道など乗り物関連
- 古いアニメやゲーム関連
- オリンピックやスポーツ関連
このあたりの絵柄のテレフォンカードは物によっては数千円-数万円で取引されるプレミアカードもありますので、換金時には注意していただきたいです。
とはいっても素人には判別が難しいです。テレフォンカードは相当数ないとまとまった現金化は難しいため、プレミアカードか怪しいものはひとまず換金を控えましょう。
テレフォンカードにもマニアの世界があるみたいだわ・・・プレミア価格のテレカを金券ショップで普通に売ってしまうのは絶対に避けたいわ・・・
買取できない金券類の種類
中には買取店などでは換金してもらえない金券類も存在します。例えば以下の二つ
- iTunesカード
- Amazonギフトカード
これらはチケットショップなどではほとんどが取り扱いしていません。
理由は「未使用かどうかの判断が難しい」「有効期限がある」という2点です。
大黒屋など大手のチケットショップでもこれらの理由で買い取り対象外とされている場合がほとんどです。これらの金券類に関しては専用の買取店を利用するか、自ら売る方法しかありません。
換金率も高い大手のチケット販売店
チケットの換金に関してはどこもかなりの水準を誇ります。ブランド品の買取のように安値で買いたたかれるような危険性はまずありませんので、誰にでも売りやすい品物といえると思います。
大手だと「大黒屋」や「おたからや」が有名で店舗数も多く換金しやすいかと思います。換金レートに関しても標準的で多くの商品券で「95%」くらいの高い換金率で取引が可能です。
他にも「アクセスチケット」という金券ショップも全国に店舗があり便利です。レートはものによりけりですが、1%ほど大黒屋よりも高い金券も多い印象です。
出張買取や宅配買取も可
上記した大黒屋やおたからやなどは「宅配・郵送買取」というサービスもおこなっています。これらを利用することで実際に金券類をショップに持っていくことなく換金できるため面倒な方は利用するのも手です。
指定先の住所に売却希望の金券類を郵送で送るだけで、後日査定結果が通知されるという流れになっています。買取申込書を印刷して記入する必要があるため、この点だけ面倒かと思いますが、近くに店舗がない場合にも利用できるというメリットもあります。
大黒屋はありませんが、おたからやの場合「出張買取サービス」もおこなっていて、電話一本で査定員が自宅まできてくれてその場で換金することができます。特に準備する必要もないため、もっとも手間の少ないのはこちらの出張買取かと思います。
金券類の換金には本人確認書類が必要
チケットショップなどで金券を換金する場合には必ず、免許証やパスポートなど「本人確認書類」が必要です。これは古物営業法で定められているためです。
郵送での買取、出張での買取、実店舗での買取のいずれにしても必要なため、必ず忘れないようにしましょう。本人確認書類がないといかなる場合も換金できません。
大手の金券ショップはなんだかんだ店舗も多く一番換金しやすいよ!換金率が一番良いとは言えないけど、それでも95%以上くらいの価値にはなるから手早く現金化するには便利だね!
大手金券ショップ以外での換金方法
多くの方がチケットや金券類の換金で利用するのは上記した大手チケットショップなどですが、そのほかの換金方法についても少しふれておきます。
大きく二つあげると「小さな金券ショップで換金する」ことと「ネットオークションなどで自分で売る」ことです。
小さな金券ショップは高換金率なところも
大手のチケットショップ以外にも、個人でやっているようなチケットショップも上野や秋葉原などの繁華街では多いです。
こういったところではたまに「99%」などの高い換金率のショップが存在しています。あまり情報がありませんが、より高い値段で換金したいという方は大手より小さなショップのがおすすめです。
そもそも換金率99%って利益どうやって得ているの?
“そこまで高い換金率でチケットを買い取って販売しても利益が出ないのでは?”そう考える人も多いかと思いますが、実際その通りです。チケット買取・販売は買取業界の中ではかなり薄利なジャンルです。
大手の場合は顧客も多い分チケット販売だけで利益を得られるかもしれませんが、小さなチケット屋さんはそうはいきません。
そういうお店はたいてい「古銭」の買取や「レア紙幣・硬貨(ぞろ目やエラーコインなど)」の買取、または「切手」などの買取をメインとしていることがほとんどです。チケット販売はマーケットの一環という位置づけの場合が多いです。
金券類の買取や販売はほとんど利益が出ないビジネスモデルなのです。
ネットオークション・フリマアプリで換金する方法
もう一つがネットオークションやフリマアプリで出品する方法です。このほうが若干換金率も高く、実際適正価格で出品すれば落札者はすぐに見つかると思います。
「JCBギフトカード」や「全国百貨店共通商品券」など人気どころであれば、換金率99%くらいの値段で出品してもすぐに落札されると思いますので、より高い値段で換金したいという場合にはおすすめです。
あとは手間と送料の計算だけしてOKというならもっとも高いレートで換金できる方法といえます。
できるだけ使うのがベスト
どの方法で換金するにしても少なからず手間もかかり時間も要します。自分に合った用途を選択できるのであれば普通に使うのが確実にベストです。
とはいえ“なかなか使用する機会がない・・・”、“無理やり使うことはできるけど・・・”といった方は現金化してしまったほうが良いことのほうが多いでしょう。
使えそうな商品券はできる限り使用して、なかなか使う機会がなさそうな商品券は換金するという選択肢を選ぶのが良いかなと思います。
商品券を換金する術はいくつかあるけど、普通に使えば換金率100%だからこれ以上はないよ!ただ使える制限はいずれにせよあるから、それがいやだという場合には換金するのも手だね!